【アプリ】OverlayScope

C#
制作者マッシャー
最新バージョン2.1.0
最終更新日2025/08/19

 概要

OverlayScopeは、画面の一部をキャプチャし、常に最前面にクリック透過で表示する、Windows向けの軽量なツールです。
ゲームの情報、株価チャート、動画など、他の作業をしながら特定の情報を常に視界に入れておきたい場合に便利です

 主な機能

  • 複数のキャプチャ設定(プロファイル)を管理
  • 複数のオーバーレイを同時に表示可能
  • 他のアプリケーションの操作を妨げないクリック透過オーバーレイ
  • 表示位置、拡大率、透過率の自由な調整機能
  • 各プロファイル設定の自動保存と読み込み機能

 動作環境

  • Windows 10 / 11
  • .NET Desktop Runtime 8 (x64) (必須)

      ※ 未インストールの場合は、
以下のMicrosoft公式サイトからダウンロードしてください。

      → .NET 8.0 のダウンロードはこちら    

 ダウンロード

 過去のバージョン

 インストールと使い方

  1. ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、OverlayScope.exe を実行します。
  2. 初回起動時には、画面の指示に従ってキャプチャ範囲を選択してください。

▼ 注意:管理者権限での実行について
    ゲームや一部のシステムツールなど管理者権限で動作しているアプリケーションの上でショートカットキーを有効にしたい場合は、OverlayScope.exe を右クリックし「管理者として実行」を選択する必要があります。
これはWindowsのセキュリティ仕様によるものです。

 操作方法

1. プロファイルの管理(マネージャーウィンドウ)

  • 新規作成:
    マネージャーウィンドウ下部の「新規作成」ボタンを押します。
    画面全体が半透明になるので、マウスをドラッグしてキャプチャしたい範囲を選択します。
    選択を完了すると、一覧に新しいプロファイルが追加され、オーバーレイが表示されます。
  • 表示のON/OFF:
    各プロファイルの横にある「ON/OFF」ボタンで、オーバーレイウィンドウの表示・非表示を切り替えられます。
  • プロファイル名の変更:
    一覧のテキストボックス部分を直接編集して、各プロファイルに分かりやすい名前を付けることができます。
  • プロファイルの削除:
    削除」ボタンで、不要になったプロファイルを一覧から削除できます。

2. オーバーレイウィンドウの操作

オーバーレイウィンドウを操作するには、まずそのウィンドウを「操作モード」にする必要があります。

▼ モードの切替

  • 操作モードにする:
    ・マネージャーウィンドウで、対象プロファイルの横にある「設定変更」ボタンを押します
    ・または、Alt + Tabキーなどで操作したいオーバーレイウィンドウを選択し、アクティブにします。
  • 透過モードに戻る:
    他のウィンドウをクリックするなどして、オーバーレイウィンドウのフォーカスを外します。

 モード切替:最重要操作 (v1.2.0以降)

このアプリには操作を受け付けない「クリック透過モード」と設定を変更できる「操作モード」があります。

  1. Alt + Tab キーなどでOverlayScopeのウィンドウを選択する → 「操作モード」になります。
  2. 他のウィンドウをクリックするなどしてフォーカスを外す → 「クリック透過モード」に戻ります。

操作モードになるとウィンドウの周りに「黄色い枠線」上部に「青い操作バー」が表示されます。

 操作モード中のショートカット

機能キー説明
表示ON/OFFShift + Qウィンドウの透過率を「5%(ほぼ非表示)」と「設定値」とで切り替えます。
キャプチャ範囲の再設定Ctrl + Wキャプチャする範囲を再度選択し直します。
(操作バーの「範囲変更」ボタンと同じ)
ウィンドウ位置の調整 ウィンドウを1ピクセルずつ精密に移動します。
(マウスドラッグも可)
拡大率の変更Shift + / 表示を拡大・縮小します。
透過率の変更Shift + / 表示を薄く・濃くします。
アプリの終了Shift + E確認ダイアログを表示後、
アプリケーションを終了します。
(操作バーの「閉じる」ボタンと同じ)

 更新履歴

  • v2.1.0 (2025/08/19)
    更新確認機能を追加。
    その他、軽微なバグ修正とコードの整理。
  • v2.0.0 (2025/08/19)
    マルチプロファイル管理機能を導入し、アーキテクチャを刷新。
    設定の保存形式をJSONファイルに変更。
  • v1.2.0 (2025/07/18)
    範囲選択直後にショートカットが効かない問題を修正。
    ウィンドウがアクティブになった際に自動で操作モードに切り替わるよう仕様変更。
    上記に伴い、
    Ctrlキーによる手動モード切替を廃止。
  • v1.1.5 (2025/07/13)
    範囲選択直後に映像が乱れるフィードバックループ問題を修正。
    範囲選択後は静止画プレビューを表示し、
    透過モードへの移行時にリアルタイムキャプチャを開始する仕様に変更。
  • v1.1.4 (2025/07/13)
    WindowsのDPIスケーリング設定が100%以外の場合に、
    キャプチャ範囲がずれる問題を修正。
  • v1.1.3 (2025/07/04)
    範囲選択後、
    すぐに調整ができるよう操作モードで開始する仕様に変更。
  • v1.1.2 (2025/07/04)
    表示のON/OFF、
    アプリ終了のショートカット操作を実装。
  • v1.1.0 (2025/07/04)
    ウイルス誤検知対策としてグローバルホットキー機能を削除。
  • v1.0.2 (2025/07/04)
    範囲再設定のショートカット(Ctrl+W)を追加。
  • v1.0.1 (2025/07/04)
    操作モード切替キーをALTからCTRLに変更。
  • v1.0.0 (2025/07/04)
    初期リリース。

ライセンスと免責事項

このアプリケーションは MIT ライセンス の下で公開されています。
これは、ソフトウェアで最も広く使われている、非常に寛容な(ゆるい)ライセンスです。

ひと目でわかるライセンス要約

✅ 可能なこと (ほぼ何でもできます)

  • 商用利用: このアプリ(またはコード)を使って利益を上げても構いません。
  • 改変: 自由にコードを改造できます。
  • 再配布: 改造したかどうかにかかわらず、コピーを他の人に配っても構いません。
  • プライベート利用: このコードを公開せずに、個人的な目的や社内のみで利用しても構いません。

⚠️ 守っていただきたい義務 (たった1つだけです)

  • 著作権表示の保持: このソフトウェア(のコードや実行ファイル)を再配布する場合、必ず以下のライセンス条文(全文)と著作権表示(Copyright行)を、ソフトウェアのコピーまたは重要な部分(例: Readmeやライセンスファイル)にそのまま含めてください

🚫 免責事項 (重要な注意点)

  • このソフトウェアは「現状のまま(AS IS)」提供されます。
  • このソフトウェアを使用したことによって生じたいかなる損害(PCが壊れた、データが消えた等)についても、作者(マッシャー (Masher))は一切の責任を負いません。ご利用は自己責任でお願いいたします。

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