【OBSスクリプト】AutoFolderbyScene

　1. 概要

このスクリプトはOBSでの録画停止後、録画ファイルを自動で整理するためのPythonスクリプトです。
録画時のシーン名に基づいてフォルダを自動で作成し、そこにファイルを移動します。
また、オプションでファイル名にシーン名などを含むカスタムプレフィックス（接頭辞）を追加できます。

　2. 主な機能

• 録画停止時にその時のシーン名と同じ名前のフォルダを自動作成
• 録画ファイルを作成したシーン名フォルダ内へ自動で移動
• ファイル名にカスタムプレフィックスを追加する機能（ON/OFF可能）
• プレフィックス内で %scene% を使用するとその部分が自動的にシーン名に置き換わる

　3. ダウンロード

　4. インストール方法

1. このスクリプトファイル（例: AutoFolderByScene.py）をPCの好きな場所に保存します。
2. OBSを起動し、上部メニューから 「ツール」 > 「スクリプト」 を選択します。
3. スクリプトウィンドウの左下にある 「+」 ボタンをクリックします。
4. 保存したスクリプトファイルを選択して開きます。
5. ウィンドウにスクリプトの設定項目が表示されればインストール完了です。

　5. 使い方

スクリプトをOBSに追加すると設定画面に以下の項目が表示されます。

• スクリプトを有効にする:
  このスクリプト全体の機能をON/OFFします。
• ファイル名にプレフィックスを追加する:
  チェックを入れると録画ファイルのファイル名を変更する機能が有効になります。
• プレフィックスの形式 (%scene% でシーン名に置換):
  ファイル名の先頭に追加したい文字列を入力します。
  この欄に%scene% という半角の文字列を入力するとその部分が実際のシーン名に自動で置き換えられます。

　設定例

• プレフィックスの形式: 【%scene%】_
• 録画時のシーン名: ゲーム配信
  → 生成されるファイル名:
  　【ゲーム配信】_2025-08-05_12-30-00.mp4

ライセンスと免責事項

このスクリプトは MIT ライセンス の下で公開されています。
これは、ソフトウェアで最も広く使われている、非常に寛容な（ゆるい）ライセンスです。

ひと目でわかるライセンス要約

✅ 可能なこと (ほぼ何でもできます)

• 商用利用: このアプリ（またはコード）を使って利益を上げても構いません。
• 改変: 自由にコードを改造できます。
• 再配布: 改造したかどうかにかかわらず、コピーを他の人に配っても構いません。
• プライベート利用: このコードを公開せずに、個人的な目的や社内のみで利用しても構いません。

⚠️ 守っていただきたい義務 (たった1つだけです)

• 著作権表示の保持: このソフトウェア（のコードや実行ファイル）を再配布する場合、必ず以下のライセンス条文（全文）と著作権表示（Copyright行）を、ソフトウェアのコピーまたは重要な部分（例: Readmeやライセンスファイル）にそのまま含めてください。

🚫 免責事項 (重要な注意点)

• このソフトウェアは「現状のまま（AS IS）」提供されます。
• このソフトウェアを使用したことによって生じたいかなる損害（PCが壊れた、データが消えた等）についても、作者（マッシャー (Masher)）は一切の責任を負いません。ご利用は自己責任でお願いいたします。